ブログ
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暑中お見舞い申し上げます
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。ここ信州も気づけば梅雨が明け、本格的に夏の気候となってきました。 かわかみ建築設計室では6月にスタッフの入れ替わりがあり、少々賑やかな梅雨となりました。今夏からは先輩スタッフの支えの下… -
民家の話 その12 民家は暗くてよかった。
かつて住まいは『寝ぐら』とも言った。 現代の住宅は一言で言えば、明るくて軽い。殆どの住まいが冬暖かくて夏涼しくて便利で快適でいわば『癒しの場』である。住宅メーカーもそれを煽る。 今も昔もそれは確かだが、昔の民家は総じて内… -
民家の話 その11
民家は新築以上の価値がある。 これまで民家の仕事に関わってきて気づいたことを話してきたが、特に感じたことは、民家は新築以上の質と価値があるということだ。 一般的に建物は新築した時が一番良くて、時間が経つと汚れたり傷んだり… -
その10 民家は今よりはるかに大切に使われてきた。
民家の定義は難しいが、いわゆる『民家』と呼ばれるものは明治以降から戦前までの僅か100年間で、戦後は全くというほど造られなくなった この国は高度経済成長と共に核家族化が進み、早く安く便利な住宅が大量に造られ、庶民が簡単に… -
その9 民家の寿命は人の6倍
今でこそ民家は少なくなってしまった。そのほとんどが木造で、孫末代までも使い続ける様にとしっかり造られていた。何度もいうが・・。 一般的に『民家』は雨風に晒され傷まない様にと軒は深く、高さも抑えて、使われ方も手入れも欠かさ… -
果物屋に古本が?
初夏になった。店先に大量のみかん箱が積んである。 果物屋さんが初夏の装いかな? 奥を覗くと なあんだ古本屋さんだ・・。 川上 -
松本の水巡り
地元松本で建築設計の仕事に就いてまもなく50年になるが、仕事柄かいつの間に松本のまちの歴史を知ることが増えた。 主にはまち歩きの案内人だ。頼まれて事前に調べなくてはならなくてそれが肥やしになっている。 松本は歴史的には宿… -
春の装い?
初夏を迎えた。街中に緑が繁茂する。古い建物も電柱も川辺も。 何と美しい装いか!。 川上 -
きのうのきょう
今朝、我が家の坪庭にシャクナゲが咲いた。満開。 坪庭がいきなり明るくなった。昨日は蕾だったのに・・。 今年は春が早すぎる。短い・・。 川上 -
民家再生開始
今年はやけに民家再生の仕事が多い。反対に新築の仕事が来ない。 『民家再生』は新築とは比べものにならない程厄介であるが、それ以上にやり甲斐はある。 確かに流行りかもしれないが真剣に取り組む設計者が少ない。一見目立った民家再…