ブログ
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民家のちから
この仕事に就いて50年ほど。沢山の民家に出会った。 当初民家は時代遅れで今更と思っていたが、恩師の言葉や実際に「民家の再生」に携わると今まで気付かなかった素晴らしさを再発見したり、活かさなければと思う。それが今になって一… -
丸太の古材
東京は武蔵野で民家風の地ビールレストランの新築工事の設計が完了した。 木造二階建ての外観は伝統的な町家と蔵をつなぎ、内部は民家の土間をイメージしたものだ。 一般的に土間は吹き抜けで、見上げる丸太の木組みが魅力である。 そ… -
松本市の教会 玄関ポーチ
松本市の教会では、玄関ポーチの床をセルフビルドで鉄平石敷きにしました。 諏訪市にある藤森鉄平さんの採石場にお施主様、工務店さんと伺い、 拾った鉄平石をトラックに積んで持ち帰り、水勾配とバランスを見ながら現場で配置していき… -
教会の外壁とガラス
4月から工事を行ってきた教会の現場も、残すところあとわずかです。 外壁は9月の中ばごろに教会の信徒さん、工務店さん、かわかみ設計で仕上げのパタン付けを行い、 手作り感がありながらもどっしりとした印象のある外壁ができあがり… -
焼きサワラの離れ増築 完了
富士見町の別荘地での増築工事は外壁張りの後、内装・窓・ウッドデッキなどを施工して、無事に竣工を迎えました。 増築した建物は断熱性能の高いワンルームになっていて、冬の寒い時期には、簡単に温めることができます。 部屋の東側に… -
教会 上棟式とアーチ
現在監理を行っている教会は、先日上棟式が行われました。 聖書の朗読を聞いたり、参加者で賛美歌を歌ったりなど かわかみ設計で通常行っている神式の上棟式とは 当たり前ですが全く違う様子で、とても貴重な体験をさせていただきまし… -
焼椹の外壁取り付け
富士見町の別荘地では、先日焼き加工を行った椹(サワラ)が、外壁材として建物に張られました。 焦げ茶色に焼け残った部分が、焼椹の黒と既存建物の茶色を、うまく馴染ませてくれています。 足場が外れて木が生い茂った頃には、黒と緑… -
松本市の教会 建方
4月に解体工事を行っていた松本市内の教会 の建方が進んでいます。 今回の工事では、柱や梁などの木材はかわかみ設計では珍しい プレカット(工場の機械で柱などの部材を加工)ですが 建物のメインとなる、礼拝堂の合掌梁の部分は大… -
焼椹の制作
先日、ずっと楽しみにしていた、新築建物の外壁に使う椹(サワラ)の焼き加工を行いました。 風のない朝のうちに、まずは材料を三角の煙突状に針金で組み立てて、下から火を入れます。 すると、だんだんと火が上り、しばらくすると煙突… -
松本市の教会 工事開始
以前、模型作成の様子をブログでご紹介した 松本市内の教会の工事が始まっています。 私がかわかみ設計に入社する以前(2年前)には既に設計のご依頼をいただいており、 そこからじっくりと牧師さんをはじめ信徒さん方と話し合いなが…