ブログ
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焼椹の外壁取り付け
富士見町の別荘地では、先日焼き加工を行った椹(サワラ)が、外壁材として建物に張られました。 焦げ茶色に焼け残った部分が、焼椹の黒と既存建物の茶色を、うまく馴染ませてくれています。 足場が外れて木が生い茂った頃には、黒と緑… -
松本市の教会 建方
4月に解体工事を行っていた松本市内の教会 の建方が進んでいます。 今回の工事では、柱や梁などの木材はかわかみ設計では珍しい プレカット(工場の機械で柱などの部材を加工)ですが 建物のメインとなる、礼拝堂の合掌梁の部分は大… -
焼椹の制作
先日、ずっと楽しみにしていた、新築建物の外壁に使う椹(サワラ)の焼き加工を行いました。 風のない朝のうちに、まずは材料を三角の煙突状に針金で組み立てて、下から火を入れます。 すると、だんだんと火が上り、しばらくすると煙突… -
茅野の民家 土蔵の牛鼻
茅野の民家では、上棟式が済んだ頃、土蔵ではしっくいの仕上げが始まりました。 既存の土蔵には、棟木が妻面に出るのを隠す「牛鼻」という部分があったのですが、長年の風雨にさらされてしっくい部分がすっかりなくなっていました。お施… -
茅野の民家 上棟
少し前のことですが、茅野の民家は解体ののち、傷んでいる部分を一部入れ替えて、上棟式が執り行われました。 当日はとてもよい天気に恵まれ、住まわれるご家族の、明るい未来を表しているかのようでした。 盛りだくさんのお供え物と、… -
松本市の教会 工事開始
以前、模型作成の様子をブログでご紹介した 松本市内の教会の工事が始まっています。 私がかわかみ設計に入社する以前(2年前)には既に設計のご依頼をいただいており、 そこからじっくりと牧師さんをはじめ信徒さん方と話し合いなが… -
民家の生きバラシ
安曇野の北西部に築130年ほどで大きな養蚕農家が残っている。 お施主さんのご実家でここで生まれ育ったという。 これを使って新しい建物に移築出来ないかとの相談で設計が始まっている。 現代は当時とは全く違う機能と用途で複雑で… -
土蔵再生
安曇野の土蔵が車庫と物置に再生なった。 当初土蔵を壊してそこに車庫と物置を新築したいとの相談であったが、 この土蔵を使って車庫と物置にしようと実現したものである。 基礎の補強や外壁の補修もした。大きさも位置も丁度いい。 … -
ふるさとの山の木を
青年期まで安曇野の民家で育って松本で暮しているお施主さんが、 ご実家の築120年程の民家を松本に移築して暮したいとのご希望で計画が進んでいる。 今の時期、遠くに雪を纏った北アルプスが望める地に建つ大きな蚕室家屋である。 … -
塩尻市N邸進捗状況
11月に上棟式を行ったN邸が、だんだんと形になってきました。 内部は床板を支える根太が組まれ、 フロアラインからの天井高が分かるようになったので(天井はこれ以上張らない)、 空間のスケールが感じられ、生活のイメージがぐっ…