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平出の民家
所長の川上の自宅からほど近い場所で、民家の再生工事が始まっています。 塩尻市の平出という集落で、現在も本棟の民家が多く建ち並んでいますが工事を行う民家はその中でも特に古く、江戸時代末期頃に建てられたそうです。 古い年代の… -
菩提寺の再生
長年相談のあった歴史ある菩提寺の本堂の耐震改修と庫裏の再生の工事が終わった。 庫裡は住職の仕事場でもあり住まいでもある。接客用のお座敷も続いている。宝物のほかに書物もたくさん保管している。こちらは幸運にも耐震診断はクリア… -
国立市の地ビールレストラン
東京の国立市で自社製の地ビールを出すレストランの工事が間もなく完成する。お施主さんは地元の名士で、かつては造り酒屋であったため、壁もきっちりしっくいで仕上げ、酒屋のイメージを大切に酒蔵と町家の集合を木造で目指した。お施主… -
丸太の古材
東京は武蔵野で民家風の地ビールレストランの新築工事の設計が完了した。 木造二階建ての外観は伝統的な町家と蔵をつなぎ、内部は民家の土間をイメージしたものだ。 一般的に土間は吹き抜けで、見上げる丸太の木組みが魅力である。 そ… -
西福寺本堂 基礎工事が間もなく終了
塩尻市の西福寺では、本堂の基礎工事が完成に近づいています。 西福寺は、松本市から見て、岡谷方面と木曽方面への分かれ道を作っている山の北側の斜面に建っています。山を一部切土して建てたとおぼしき本堂は、山の斜面に対して窪みに… -
土蔵の改修
秋深しである。 まち中にある土蔵の若い持ち主から何とか治して残したいという相談があって いい左官屋さんを紹介しようと伺うと、既にその職人が治していた。 近頃はそういう仕事も少なくて職人も少いし高価なため、持ち主が不安でい… -
松本市の教会 玄関ポーチ
松本市の教会では、玄関ポーチの床をセルフビルドで鉄平石敷きにしました。 諏訪市にある藤森鉄平さんの採石場にお施主様、工務店さんと伺い、 拾った鉄平石をトラックに積んで持ち帰り、水勾配とバランスを見ながら現場で配置していき… -
お寺の改修 本堂床板撤去
塩尻市の西福寺では、本堂の床組みの解体が始まりました。 畳を上げて荒板を外すと強いカビのにおいと共に、何とも立派な大引きが現れました。 材料の断面寸法が見慣れた住宅のものより大きくて、ちょうど根太は大引きのように、大引き… -
お寺の改修
人生には幸運な出会いが必ずある。 代々地元で大きく和菓子の商いをされているご年配のお施主さんから いくつものお店造りの仕事を頂いている。 仕事を通して人生についてもその都度沢山の教訓を頂いている。 ありがたいものだ…。 … -
教会の外壁とガラス
4月から工事を行ってきた教会の現場も、残すところあとわずかです。 外壁は9月の中ばごろに教会の信徒さん、工務店さん、かわかみ設計で仕上げのパタン付けを行い、 手作り感がありながらもどっしりとした印象のある外壁ができあがり…