民家再生開始
今年はやけに民家再生の仕事が多い。反対に新築の仕事が来ない。
『民家再生』は新築とは比べものにならない程厄介であるが、それ以上にやり甲斐はある。
確かに流行りかもしれないが真剣に取り組む設計者が少ない。一見目立った民家再生の情報は多いが活かしきれていない気がする。
仕事にならなくてもともかく相談が多いのは嬉しいやら辛いやら・・。
・大きい敷地に沢山の建屋があり、傷んでいるモノを整理して、最小限に残してこれから考えるというモノ。

・母屋の民家を残して離れを建てたが、家族が増えたのでそれを活かして何とか使えないかとの相談で、返って積極的に活かす様に持ちかけて始めたモノ。

・家族が一つ屋根の大きな民家で仲良く豊かに暮らしたいと片付けから始まったモノ。

全てはお金の工面をして決意も新たに覚悟して取り掛かっている。
桜咲く今日この頃である。
まだまだ工面がつかずに悩んでいるモノも・・。次から次へと相談は続く。
川上