ブログ
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松本市の教会 建方
4月に解体工事を行っていた松本市内の教会 の建方が進んでいます。 今回の工事では、柱や梁などの木材はかわかみ設計では珍しい プレカット(工場の機械で柱などの部材を加工)ですが 建物のメインとなる、礼拝堂の合掌梁の部分は大… -
松本市の教会 工事開始
以前、模型作成の様子をブログでご紹介した 松本市内の教会の工事が始まっています。 私がかわかみ設計に入社する以前(2年前)には既に設計のご依頼をいただいており、 そこからじっくりと牧師さんをはじめ信徒さん方と話し合いなが… -
春を待つ安曇野
三月に入って安曇野は春を待っているかのようだ。 散在している民家を見かけるが、屋敷構えの一つに付属屋として土蔵がある。 土蔵を壊してそこに物置と車庫を作りたいという相談で伺ったが、まさに土蔵こそ目的にふさわしいと提案して… -
塩尻市N邸 完成見学会のお知らせ
3月1日(金)13:00~17:00 3月2日(土)10:00~17:00 の2日間、塩尻市N邸の完成見学会を行います。 長野県産木材を使用した新築住宅です。 お電話(0263-33-8200… -
塩尻市N邸進捗状況
11月に上棟式を行ったN邸が、だんだんと形になってきました。 内部は床板を支える根太が組まれ、 フロアラインからの天井高が分かるようになったので(天井はこれ以上張らない)、 空間のスケールが感じられ、生活のイメージがぐっ… -
小さな土蔵の大改修完了
昨年夏から始まった土蔵の改修工事がようやく終わった。 山里の傾斜地に建つ付属屋として築120年程の米蔵である。 雨漏れを防ぐために屋根瓦は葺き替えてあったが、建物全体が傾き土壁は崩れ、かなり傷んでいた。 お施主さんに状況… -
山里の土蔵再生
松本を流れる女鳥羽川の上流、北東の山裾には小さな集落が残っている。 かつて、村人はそこで山仕事と養蚕を生業として生計を立てていたが、今は街で働き里山を住まいとした兼業農家が多い。 曲がりくねった細い山道に沿って数件の家屋… -
家と庭
一昨年、安曇野の街中の交差点脇に土蔵を再生した二世帯住宅をお手伝いした。 交通量が多く、赤信号で車が止まるたびに目が合うような状態であったが、ようやく庭をつくることになった。 石や木材は穂高からこの蔵を移築して再生工事を… -
古材のチカラ
木造建築は用と美の空間造りであろうが、文化としてみれば恐らく日本が最も優れているのだろう。 世界中に様々な木造はあるが、其々風土に根着いて長い時間をかけ醸成され、その土地のカタチとして今に至っている。 しかしこの国のよう… -
安曇野屋敷林のシンポジウム
先週末、安曇野市庁舎で安曇野の景観に欠かせない屋敷林を保全しようと 地元の活動家達とのシンポジウムに参加した。 会場には60人程の人が集まっていた。 基調講演では新潟大の黒野教授が、砺波平野の散居村の屋敷林や 民家の変遷…