ブログ
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ヨロビ直し
今年もいくつかの民家再生の工事が進んでいる。 何れも築100年以上だから不陸やヨロビはあり、長い間にクセも付いていて なかなか当初の様な水平垂直には戻らない。 不陸はともかくヨロビ直しは難しく、大変な仕事になるからそのま… -
塩尻志学館高校に三つの校歌が!
高校のリビングデザインの授業のお手伝いをして15年程になる。 6コマ程だから主に住まいの歴史をスライドなどで説明して、 奈良井宿の町並みを見学してからレポートを出して貰い、 その後自分の部屋を居心地良くするべくレイアウト… -
トグロを巻いたキウイ
ぶどう畑に大蛇が!? と恐る恐る近づくとなんとキウイの蔓ではないか! 気持ち悪いやら・ホッとするやら…しばらくしてあきれるやら。 川上 -
アスパラの看板
毎年この時期友達が栽培しているアスパラが甘く人気で、自宅の特設直売所で売っている。 朝並ばないと手に入らないが今日はギリギリ間に合って助かった。 入口に手作りと思われる看板があって気になったので聞くと、 何か宣伝しなくて… -
納屋もどきの塀
松本市街から北へ5キロ程、トンネルを抜けた山里に民家群の村がある。 今では松本まで通勤するベッドタウンの集落であるが、ここも民家の空き家が目立つ。 その一つを調査に行った。街道に佇む立派な店蔵である。 かつては何でも売っ… -
今年も研修生が
今年も長野県内から進学し、県外の大学に在学中の学生が2人自主的に勉強したいと訪ねてきた。 其々別の大学に在籍とのことだが偶然にもタイミングが重なった。 春休みにも関わらず熱心なものだ。来るものは拒まずである。 まず試しに… -
春を待つ安曇野
三月に入って安曇野は春を待っているかのようだ。 散在している民家を見かけるが、屋敷構えの一つに付属屋として土蔵がある。 土蔵を壊してそこに物置と車庫を作りたいという相談で伺ったが、まさに土蔵こそ目的にふさわしいと提案して… -
塩尻峠より
昨日以前お手伝いした諏訪の民家に伺った。 諏訪湖には所々に薄氷が出来かかっていて浮き草の様に波に浮かんでいた。 寒いとはいえ今年は御神渡りはダメだろうと。 帰りの道すがら塩尻峠の展望台に登った。 厳冬の曇り空の下ではある… -
民家から学ぶもの
古臭いがどこか懐かしい。有ってもいいが無くてもいい。たくましくておおらかだ。 一般的な古い民家のイメージであろう。 でも沢山の民家を見ていると改めて新鮮だと感じる。 民家が普通にあった時代、そこでの暮らしぶりはあたりまえ… -
年納めの大掃除
本日、事務所の大掃除を行いました。 かわかみ建築設計室の事務所は大正13年に医院併用住宅として造られた建物を設計事務所として大切に使っております。 大掃除をしていると普段は気にしない当時の造り手の工夫も見え設計冥利に尽き…