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その9 民家の寿命は人の6倍
今でこそ民家は少なくなってしまった。そのほとんどが木造で、孫末代までも使い続ける様にとしっかり造られていた。何度もいうが・・。 一般的に『民家』は雨風に晒され傷まない様にと軒は深く、高さも抑えて、使われ方も手入れも欠かさ… -
果物屋に古本が?
初夏になった。店先に大量のみかん箱が積んである。 果物屋さんが初夏の装いかな? 奥を覗くと なあんだ古本屋さんだ・・。 川上 -
春の装い?
初夏を迎えた。街中に緑が繁茂する。古い建物も電柱も川辺も。 何と美しい装いか!。 川上 -
きのうのきょう
今朝、我が家の坪庭にシャクナゲが咲いた。満開。 坪庭がいきなり明るくなった。昨日は蕾だったのに・・。 今年は春が早すぎる。短い・・。 川上 -
民家再生開始
今年はやけに民家再生の仕事が多い。反対に新築の仕事が来ない。 『民家再生』は新築とは比べものにならない程厄介であるが、それ以上にやり甲斐はある。 確かに流行りかもしれないが真剣に取り組む設計者が少ない。一見目立った民家再… -
その8 民家はそのままで美しい。
前回民家はその造り方も使われ方も合理的で素直だと語ったが、今の時代には寒さ・暗さ・不便さと言った不合理な点も多々あり、改良しなくてはいけないことが多い。活かすか残すかという判断は極めて難しいと思うが、その行為全体が『再生… -
その7 民家は合理的で素直だった。
民家は独特な間取りや外観で個性的で特別な住まい思われているが、その生活ぶりや造り方を辿ってみれば、その全てがごく普通でこれ以上の姿・カタチは無く『なるほど!』と思うしかない。 以前民家は庶民の家で差別用語であったと言った… -
その6 民家はプレハブだった。
木造の民家はしっかり出来ている。 その木組には金物や接着剤をほとんど使わず、木と木を隙間なく組み合わせ、丈夫に造られている。 木と木を平行に繋いだ姿を継ぎ手といい、角度を変えて繋いだものを仕口というが、継ぎ手や仕口の形や… -
その5 民家は粗末な材で無駄なく造られた。
木造の民家はそのほとんどが大きくて立派な木材をふんだんに使って建てられていて庶民には手に届かない贅沢普請だと思われている。 それは全く逆である。 民家に使われている木材を見ると、曲がっていたり割れていたり節があったり、中… -
その4 民家は狭かった?
一般的に民家は大きく立派だと思われているが果たしてそうか?。 今の時代住宅は生活のためにだけの目的で造られているので床面積の目安は一人10坪。たとえば4人家族ならせいぜい40坪ほどでいいことになる。 その昔民家では様々な…