ブログ
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今年も研修生が
今年も長野県内から進学し、県外の大学に在学中の学生が2人自主的に勉強したいと訪ねてきた。 其々別の大学に在籍とのことだが偶然にもタイミングが重なった。 春休みにも関わらず熱心なものだ。来るものは拒まずである。 まず試しに… -
土について
土蔵、土間、土壁、漆喰、三和土などかつては家づくりにはかかせない素材で、人間と土との付き合いは長い。 大地のどこにでもある身近な素材で、無意識にあり、壁も土間も屋根の瓦も器も土で出来ていた。 昨今の家造りは殆どが乾式工法… -
秋深し
今年、異常な猛暑と風水害に見舞われたが、それでも、いつも秋が訪れた。 「天高く野山もみんな冬支度 」だ。 先日のこと、使われなくなって久しい小さな茅葺きの民家を見てほしいと相談をもらった。 待ち合わせ場所の駅前に着くと親… -
綺麗好きな物置
枯れ草で顔を拭いているのかしら… 川上 -
建築の日本展
茅野で民家再生をやっている施主の依頼で久々に東京は新木場の 古材ストックの様子を見に行った。 せっかくの機会だからと早朝のスーパーあずさに乗って六本木ヒルズの 森美術館でやっている「建築の日本展」を見に行った。 一言で素… -
無意識
木と地域と伝統に拘って、特に民家に拘って設計を続けて、いつの間にか40年。 ところが極まるどころかいつまでも中間点である。 過去は未来のためにある中で、生きる今が一番で、それが新しさで、未来につながる仕事としてやってきた… -
古材のチカラ
木造建築は用と美の空間造りであろうが、文化としてみれば恐らく日本が最も優れているのだろう。 世界中に様々な木造はあるが、其々風土に根着いて長い時間をかけ醸成され、その土地のカタチとして今に至っている。 しかしこの国のよう… -
下山の思想
暮れに五木寛之の「下山の思想」という本を知った。本人の話もTVで聞いた。 自分のことを思えば目からウロコである。 人生の目的があるならまだまだ高みを目指して前に進まなくてはいけないのに、 思うように体は動かず、気力も無く… -
日本の家 1945年以降の建築と暮らし展
東京国立近代美術館で開催中の「日本の家 1945年以降の建築と暮らし展」に行ってきました。 戦後、日本を代表する建築家たちによって建てられたたくさんの住宅が図面や模型、エスキス段階のスケッチ、映像などで紹介されていて、と… -
海野宿にて、 アレックス・カー の講演を聴く
この週末、アレックス・カーさんの講演会があると聞きつけ、東御市まで出かけてきました。 少し早めに到着し、海野宿を見学。町屋と町屋の間で防火壁の役割をする、うだつが特徴的な町並みです。 海野宿は今年で重伝建登録30周年だそ…