ブログ
-
あれから40年
木造の大切さを悟り、勉強をしていつの間にか40年。細々ではあるが振り返れば小道ができた。沢山の出会いと共に、ほぼ500件の仕事は住宅が殆どである。 どのお宅も決して完璧ではなくて不満もあろうが、使い続けて頂いて残っている… -
民家はすごい
今年も民家再生の仕事が続いている。この仕事から自分の力の無さと、新築ではとても及ばない価値を噛み締めている。 自分以上の仕事が残せるという民家再生に感謝である。 と同時に先人達の技や心に脱帽である。 敢えて言えば今の仕事… -
土壁
相変わらず民家再生の仕事を続けている。 昨今の地震続きで地震大国であることを痛感している。 現地の映像は民家がかなり壊れてしまい地震に弱いと思われがちだが、実は建物は傾いてもなかなか潰れはしなくて倒れないのである。 今の… -
松本まるごと博物館友の会
松本の大名町に新たに松本市立博物館がオープンして賑わっている。その取り巻きで松本のまちづくりを見つめて参加型の活動をしている有志の会があり、入会している。 今回この博物館の入口に何か仕事したものを展示してほしいとの相談が… -
コンクリートの洗い出し
72歳となって今も設計の仕事を続けているが、流石にズクが無くなって最近はもっぱら帰宅が早い。 更に工事ではお金も上がり、職人も激減している。 おまけに性能や使い勝手や制限などばかりが求められて、本来の目的が叶わなくなって… -
初の上棟式
昨日、担当している物件の上棟式が執り行われました。 お施主様のご意向により、地鎮祭に続き品格高い式になりました。 棟梁が手書きで祝詞を用意し、唱和してくださるなど、施工チームの熱意は燃え盛っています。 お施主様、元請業者… -
旧洗馬学校の紙模型
昨年度末、洗馬学校の中間時点での報告書を提出できました。 模型は武蔵野美術大学と信州大学の学生に協力してもらい、何とか形になりました。 細かい歪みはありますが、奥行きがあり、当時の迫力を十分に伝える良い模型です! 今後は… -
こんなに美しい民家
県からの相談で民家調査を続けている。 諏訪の民家の相談で、現場の帰りにと下見をした。 素晴らしい!。こんな民家が今も残っているのに価値をみてほしいとは・・。 この地方独特の大軒造りで、当たり前に無意識に使われて生き延びて… -
師走となり・・
今年もあとわずか。来年は6回目の歳男。一年が早すぎる。 集金、お歳暮、挨拶回り、年賀状、掃除・・。やれやれ。 色々とお世話になったから当然なのだが、さらに忙しい。ことさらに疲れる。 改めてよる年波にはたまげる。 人生は苦… -
洗馬学校の模型製作
国宝になった旧開智学校は、明治9年、大工棟梁の立石清重が造った擬洋風建築の代表作であるが、彼は翌年の明治10年には塩尻の洗馬学校と松本の高等師範学校と合わせて「三部作」を造っている。 現存しているものは旧開智学校だけであ…