異国からインターシップの学生が
先日、日本建築に興味があるという大学4年生の留学生から夏休みの間
当事務所で学びたいと連絡があり、まずは下見に訪ねてきた。
ドイツの女性である。
日本で暮らしているアメリカ人実業家で、最近民家再生をお手伝いさせてもらった人が
通訳を兼ねて一緒だ。
おかげで英語の苦手な私でも話が良く通じた。
松本周辺での住宅や民家再生の仕事を幾つか見てもらった。
以前民家再生のお手伝いをした蕎麦屋さんの玄関前である。
せっかくなのでゆっくり滞在し、まだ不慣れな日本語も鍛えていきたいという。
とはいえ長ければ長いほど生活費もかかって大変だろう…。
幸い事務所の所員の家庭がホームステイを引き受けてくれることになった。
こちらも少し英語の勉強が出来てありがたい。
少しでも「和」の建築を学んで貰えればと期待すると共に
外からの目を通して、改めてこの国の建築のあり様を学び直したいものだ。
川上