かわかみ建築設計室

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安曇野市W邸 小屋仮組み作業

長野県安曇野市のW邸再生現場の仮組み

 

何をやっているところか、お分かりになるでしょうか?

W邸では、もともとあった養蚕農家を生きバラシ・再生しているのですが、

こちらは「仮組み」という作業です。

もともとの小屋組を、痛んでいない部分はなるべく生かして組み直すのですが、

もともと曲がった丸太梁を使っている上、一度解体したことで木がまた暴れており、試しに組んでみないことには束や接合部分がどうなるかわからないのです。

経験のある大工さんでも、とても苦労する作業です。

角材のみやプレハブの家が多い現在ではめったに見られない作業なので、私自身ワクワクしながら見学しています。

冒頭の写真は、12月12日のもの。今日覗きにいってみると、年内にはなんとか組み終わりそうな所まできており、ほっとしました。

 

長野県安曇野市のW邸再生現場の仮組の妻側

12月20日の様子。片側の妻側が組み終わりました

 

長野県安曇野市のW邸再生現場で腰屋根と母屋を残した状態

12月25日。残るは腰屋根と母屋

 

長野県安曇野市のW邸再生現場で腰屋根と母屋を残した状態

12月25日

 

長野県安曇野市のW邸再生現場で梁の芯を取る作業

梁の芯をとる作業

 

長野県安曇野市のW邸再生現場で束を加工中

その場で束を加工していきます

 

長野県安曇野市のW邸再生現場の梁組

 

 

 

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松岡フラスコ
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