事務所の忘年会
今年もあと僅か。
先日、わずかな暮れの「志」を掻き集めて配り、
その足で何時もの仕事仲間と忘年会に出かけた。
総勢11人、ビールで乾杯して和牛シャブシャブとウドンで腹ごしらえ。
一通り皆に忘れたい事と来年の抱負を聞いた。
仕事や生活の辛さと楽しさを話す所員の中でも一人、
「ボクに似てきたと言われてショックだった」との事。
本音とはいえ、聞く方は嬉しいよりも多少ショックだった。
また美味いシャブシャブとはいえ、思った以上に腹に入らなかった。
二次会は馴染みの小さな居酒屋に向かう。
予約してあったので、コの字のカウンターを囲んで満席で貸切だ。
其々が好きなアルコールとツマミを頼んで更に隣同士で勝手に本音を吐いている…。
1人だけの若いマスターは手際よく注文に応じている。
中で天かすを棄てていたのでチョット貰ってダシ醤油をかけて口にすると、
コレがなかなかイケる。無駄のない新メニューにと提案したが反応はない。
後は若者等に任せて早々に帰った。
いつまでも親分が居ると話しにくいだろうからという気遣いである。
それにしてもこの歳になると夜遅くは堪える…。首筋もゾクゾクしてきた。
とにかく、また来年も同じ様にできたらと願う年の瀬であった。
川上