ブログ
-
コンクリートの洗い出し
72歳となって今も設計の仕事を続けているが、流石にズクが無くなって最近はもっぱら帰宅が早い。 更に工事ではお金も上がり、職人も激減している。 おまけに性能や使い勝手や制限などばかりが求められて、本来の目的が叶わなくなって… -
初の上棟式
昨日、担当している物件の上棟式が執り行われました。 お施主様のご意向により、地鎮祭に続き品格高い式になりました。 棟梁が手書きで祝詞を用意し、唱和してくださるなど、施工チームの熱意は燃え盛っています。 お施主様、元請業者… -
洗馬学校の模型造りから(続き)
我が故郷にかつて明治10年に造られ大正6年まで使われた洗馬学校が建っていた。大工棟梁は開智学校を建てた立石清重で、開智学校が建ったその翌年に出来ていて今年が築150年となる。 それを記念して30分の1の模型を造って残そう… -
インターン生登場
弊事務所に東京からインターン生が来てくれています。 普段なかなか消化できない大小さまざまなタスクを、軽やかにこなしてくれて大助かりです。 デザインも得意で、積極的性を買われ、今後出るあるもののデザインも担当中! 松本での… -
こんなに美しい民家
県からの相談で民家調査を続けている。 諏訪の民家の相談で、現場の帰りにと下見をした。 素晴らしい!。こんな民家が今も残っているのに価値をみてほしいとは・・。 この地方独特の大軒造りで、当たり前に無意識に使われて生き延びて… -
旅館すぎもと松軒楼
以前再生のお手伝いをした、美ケ原温泉の 旅館すぎもと さんが先日、文化審議会から文部科学大臣あてに答申され国の登録有形文化財になります! https://www.city.matsumoto.nagano.jp/sosh… -
ビック対談
本日、誰でも知っている建築史家・建築家の藤森照信先生と民家再生の父で我が師・降幡廣信氏の対談ができた。場所は藤森先生の最新作の富士見の宿「小泊Fuji」である。天気は快晴で何と富士山・八ヶ岳・甲斐駒全てが目の前に広がっ… -
民家のちから
この仕事に就いて50年ほど。沢山の民家に出会った。 当初民家は時代遅れで今更と思っていたが、恩師の言葉や実際に「民家の再生」に携わると今まで気付かなかった素晴らしさを再発見したり、活かさなければと思う。それが今になって一… -
赤松のゆくえ
建築設計でも主に住宅の相談で今に至っている。新築や増改築が多かったが、最近は6割以上が民家再生の仕事だ。 家の相談に伺うと必ずといって良いほど家の前に門被りの赤松が迎えてくれたが、最近は珍しくなった・・。 今回の相談も手… -
民家レスキュー隊の活動その後
民家を大切に、もっと利活用しようと勝手に立ち上げた民家レスキュー隊だがその後あまり活動していない。 仕事であちこち出かけるが、田舎ほど沢山の民家が物置になっているか放置されている様子を見受ける。いつもすごく残念な思いであ…