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白セメントスプーン仕上げ
松本でクラッシックバレーを指導している先生の住まいの工事が今年の完成を目指して進んでいる。 大きなレッスンルームが付属しているので外壁の仕上げは白で統一して洋風モダンを目指した。既成の壁仕上げでは物足りないので、手作りで… -
神社の屋根葺き
2つの神社拝殿の改築工事が同時に行われてそのお手伝いをしている。 資料をめくったり宮大工さんに相談したりして何とか形になった。 その一つは蓑甲付きの千鳥破風で、もう一つは蓑甲付きの入母屋でいずれも馴染みの形である。屋根葺… -
焼き杉板作り
民家再生で外壁に焼き杉板と漆喰壁にする工事が進んでいる。特別な方法と思いきや、昔から西日本では外壁は焼いた杉で仕上げるのが普通だったらしい。杉の木は日本中何処にでもあり、値段も安く炭の表面なら長持ちもする。かの藤森照信先… -
ただ今民家再生中
いくつかの民家再生の工事がすすんでいる。まず建具を外し、それまでの床や壁を取り除くと古い柱や梁が見えてくる。時にはかなり腐ったり傷んだりしていてビックリしたり呆れられたりするがそれは想定内である。 まずこれらを根継ぎや取… -
平出の民家
所長の川上の自宅からほど近い場所で、民家の再生工事が始まっています。 塩尻市の平出という集落で、現在も本棟の民家が多く建ち並んでいますが工事を行う民家はその中でも特に古く、江戸時代末期頃に建てられたそうです。 古い年代の… -
菩提寺の再生
長年相談のあった歴史ある菩提寺の本堂の耐震改修と庫裏の再生の工事が終わった。 庫裡は住職の仕事場でもあり住まいでもある。接客用のお座敷も続いている。宝物のほかに書物もたくさん保管している。こちらは幸運にも耐震診断はクリア… -
国立市の地ビールレストラン
東京の国立市で自社製の地ビールを出すレストランの工事が間もなく完成する。お施主さんは地元の名士で、かつては造り酒屋であったため、壁もきっちりしっくいで仕上げ、酒屋のイメージを大切に酒蔵と町家の集合を木造で目指した。お施主… -
丸太の古材
東京は武蔵野で民家風の地ビールレストランの新築工事の設計が完了した。 木造二階建ての外観は伝統的な町家と蔵をつなぎ、内部は民家の土間をイメージしたものだ。 一般的に土間は吹き抜けで、見上げる丸太の木組みが魅力である。 そ… -
西福寺本堂 基礎工事が間もなく終了
塩尻市の西福寺では、本堂の基礎工事が完成に近づいています。 西福寺は、松本市から見て、岡谷方面と木曽方面への分かれ道を作っている山の北側の斜面に建っています。山を一部切土して建てたとおぼしき本堂は、山の斜面に対して窪みに… -
土蔵の改修
秋深しである。 まち中にある土蔵の若い持ち主から何とか治して残したいという相談があって いい左官屋さんを紹介しようと伺うと、既にその職人が治していた。 近頃はそういう仕事も少なくて職人も少いし高価なため、持ち主が不安でい…