かわかみ建築設計室

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朝日村K邸 材木伐採

朝日村で民家再生のご相談をいただき、お打ち合わせを進めています。
設計はまだまだこれから詰めていく段階ですが、先駆けて、先日材木の伐採が行われました。

設計もまだ済んでいないのに、そんなせっかちな…とお思いの方もいるかと思いますが、
樹木は春になると成長期になり、どんどん水っぽくなってしまうのです。

そのため今年着工するには、寒い今のうちに伐採しておくのが吉。
これから工事が始まるまでの間に、工務店で自然乾燥しておいてもらいます。

どの木を使うかは、昨年のうちにお施主さん、木こりの方と相談して選んでありました。
杉を中心に、桧、貴重な天然カラマツも一本。

長野県松本市のかわかみ建築設計室が設計する、長野県 東筑摩郡 朝日村 の住宅の設計に使用する 材木の伐採

回りの木を傷つけずに倒せるよう、入念に準備してから伐採します

 

長野県松本市のかわかみ建築設計室が設計する、長野県 東筑摩郡 朝日村 の住宅の設計に使用する 材木の伐採

回りの枝の間をぬって、木が倒れていきます

伐採される木には、神主さんにお願いして前もってお祓いをなさったそうです。
以前にお宅に手を入れたときも、そうしたとのこと。

次の代のために守られてきた木を使って家を建てる/直す。
それが当たり前の光景だったのは、いつ頃までのことなのでしょうか。
今ではもう珍しく、そしてとても尊いことに感じられます。

長野県松本市のかわかみ建築設計室が設計する、長野県 東筑摩郡 朝日村 の住宅の設計に使用する 材木の伐採

切り終わった材木。これから工務店へ運び出します。

数日かかって、伐採は無事終わりました。

 

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松岡フラスコ
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