松枯れは危機なのか?
いつもの様に現場打合せに向かう。
車の窓からは里山の山肌のおびただしい松の枯れ木が目に飛び込んでくる・・。
数年前には考えられなかった景色だ。
最近は地方の自治体が枯れた松の木の処理や保存予防の対処で手を焼いている。
ところが、枯れ木を処分した瞬間は禿山のようで寂しくなるが、数年すると
そこに広葉樹が自然に生えてきて、今の時期紅葉が美しい。
地面は松林の時よりも枯葉が積もって肥えるだろし、何しろ若葉の
芽吹きから紅葉まで季節感がある。
山はその方がむしろ自然かもしれないと勝手に頷く。
同じ山裾でちょっとカメラを振ると全く違う景色が並んでいて、妙に浮かれた気分になった。