かわかみ建築設計室

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安曇野屋敷林のシンポジウム

先週末、安曇野市庁舎で安曇野の景観に欠かせない屋敷林を保全しようと
地元の活動家達とのシンポジウムに参加した。
会場には60人程の人が集まっていた。

基調講演では新潟大の黒野教授が、砺波平野の散居村の屋敷林や
民家の変遷と大切さの報告があった。
それを受け保存活動家や建築の専門家や若い学生・住民の代表らが意見交換をした。

立場上、民家と屋敷林の関係について問われ、これを守って来たご先祖への
敬意と未来に向けての利活用の実例とその大切さを力説した。

聴いていた会場から、それをこれからも手入れして維持することの限界と
方策について深刻な問いかけがあった。

それに対しただ嘆いているだけでなく一歩踏み込んで政治的な法整備が
必要だとの意見で一致し、今後の活動の方向性を探った。

夕方の懇親会では聴いていた政治家も参加して、前向きな意見を話してくれた。
安曇野の屋敷林は個人の所有物であるが、その風景を目にする者も
宝だと感じ、共有できるなら『外はみんなのもの・内は自分のもの』
という宮本忠長氏の遺言が言い得て妙である。

何とか大切に保全しながら活かしていきたいものだ。

川上

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