建築事例
石井味噌 三年蔵
事業再構築補助金を利用して蔵を再生
【商業施設(リノベーション)】
慶應4年から続く老舗の味噌屋さんには築約120年は経つだろうと思われる古い蔵が残っている。
そこで3年醸造し出荷するという独特の製法が伝統として続いている。
しかしこの味噌蔵は流石に経年変化による痛みや傾きがひどく倒壊寸前で見るも無惨な状態であった。
コロナ禍もあって店も大変な時期、政府の事業再構築補助金制度のおかげで味噌蔵を治して味噌樽を見せながらの食事処にすることになった。
とはいえ逃げたくなる様な大変な仕事となってしまったが、見事に蘇った。
これも工務店始め多くの職人の技と知恵と心がやり遂げた成果である。
先の見えない苦労は当たり前で、その先にしか良い結果はないと改めて思う。