建築事例
安曇野市H邸
安曇野の山麓、自然と一体となる土蔵を再生した新築
【住宅・別荘(新築)】
・・・希望は静かに安心して日々の生活を送りたいというもの。土蔵のように暗く小さくても、どっしりとしていて籠もるような空間を希望しているという。昨今流行っているような明るく均質で開けた空間…というものではない。家の中を風がわたり、陰影のあるどっしりとした住まいである。
たまたま、5年ほど前にいずれ使えないかと土蔵を解体して保存してあった。調べてみるとやや傷んでいたが、使うことは可能だった。土蔵は厚い壁と重い屋根を支える牛梁が特徴だ。今回はそれを生かすためにこの土蔵を家の中心に沿え、両袖を伸ばすように屋根をかけて、内側に希望のプランを納めた。・・・(住み継ぐ家の物語Ⅱより抜粋)
たまたま、5年ほど前にいずれ使えないかと土蔵を解体して保存してあった。調べてみるとやや傷んでいたが、使うことは可能だった。土蔵は厚い壁と重い屋根を支える牛梁が特徴だ。今回はそれを生かすためにこの土蔵を家の中心に沿え、両袖を伸ばすように屋根をかけて、内側に希望のプランを納めた。・・・(住み継ぐ家の物語Ⅱより抜粋)