かわかみ建築設計室

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聖十字認定こども園 栗の無垢板

長野県松本市の聖十字認定こども園の栗の無垢板

聖十字認定こども園は、敷地が狭いため、4工区(厨房(完成済)、こども園棟(1工区・2工区)、一時保育棟)に分かれ、4月の開園に向けて工事が進んでいます。

こども園棟の遊戯室では、栗の板が張られていきます。

これは伊那の山師の方に切り出していただいた無垢の栗の板。
幅は60~150mmで大工さんのセンスにお任せしてランダムに張ってもらっています。

無垢なので、どんなに乾燥させた材料を使っても、時間が経てば若干の反りやねじれ、狂いが生じてしまいます(といっても下に捨て張りの下地がありますので、本当にわずかだとは思いますが)。

職人さんや現場監督は心配をしていますが、われわれとしては、子供や先生方が怪我さえしなければ、多少狂いが生じるくらいの方がかえって風合いが出て、子ども達にとってはやさしい空間になるはずだと思っています。

このあと仕上げにオイル拭きをして、木目を生かしたやさしい雰囲気をつくり出す予定です。

山田

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松岡フラスコ
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